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手作りキットで陶器作り体験をしよう

陶芸を趣味として楽しむ人が増えています。
土をこねて形を作っていく過程は非常に癒される時間でもあり、また、出来上がった陶器を食器やオブジェなどとして生活に生かすことができる点が魅力です。教室などで習うこともできるようになっていますが、やはり最初はなかなか踏み出しにくいものです。
興味があっても本当に自分ができるのか、楽しめるのかを測るために、本格的に始める前のお試しで体験ができるとよいです。
そんな方には陶器が家庭で作れる手作りキットが強い味方になります。
粘土と必要な道具、作り方を解説したテキストなどがセットされていて、すぐに陶芸体験を始めることができるのです。
陶芸は焼成するのが大変ですが、こういったキットは家庭用のオーブンなどで焼くことができるようになっています。
まずはこうしたもので楽しさを実感してみましょう。新しい趣味を持つことによって世界が広がり、生き生きと過ごせるようになるので高齢者にもおすすめです。

陶器の魅力とその味わい

陶器は大変味わいの深い焼き物です。焼き物は縄文式時代の素焼きの焼き物から始まって、様々な進化を遂げてきました。技術の発達に伴い釉薬を使わないものを陶器、釉薬を使ったものを陶磁器と区別するようになりましたが、釉薬を使わない陶器を民芸焼きなどと称して、その素朴な味わいを愛する人は沢山います。有名な茶器、茶碗などには素朴な味が魅力的な栃木県の益子焼、岡山県の備前焼などに優れたものが多数あります。最近は電気釜などを使って手軽に焼き物を楽しむことが出来るところら陶芸愛好家が増えており、一般人を対象とした趣味の陶芸教室や、高齢者や障害者を対象とした福祉施設などでもリハビリの一つとして陶芸家を招いて陶芸教室を開くところが増えています。釉薬を使った陶磁器に対しても関心が高まっており、素人でも優れた作品を作る人が出ています。国内産はもとより外国からの輸入品に関心を寄せる人も多く、高級インテリアなどを扱う所で、輸入品の高価なコーヒーカップ、洋皿などを取り揃えているところもあります。最近の傾向としては若い人の間で高価な陶磁器が喜ばれていますが、釉薬を使わない民芸焼きを愛する人も多く、益子焼、備前焼、信楽焼きの産地などで行われる展示会、即売会などには毎年多数の人が押しかけ、地域の人気イベントになっています。愛好家の中には商売目的ではなく、趣味として車のトランクなどに入りきれないほどの焼き物を仕入れていく人もいるほどです。


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Last update:2023/12/4

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